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◆著名人の葬儀に見る「家族葬」とこれからの故人様の偲び方
目次
最近広がってきた「家族葬」について
最近よく聞くようになった「家族葬」についてお話したいと思います。家族葬とは、広く告知せずに、家族を中心とした儀式や習慣にとらわれないお葬式のことを指します。
「精神的な負担を減らすことができるお葬式」と表現されることもあるようですが、参列できなかった方への配慮が必要であったりと何かと負担はかかります。やはり先述の通り「お招きする人を制限した、故人・家族を中心とした儀式や習慣にとらわれないお葬式」という表現のほうがしっくりくるようです。
著名人のお葬式も「家族葬」と表現されることが増えましたが…
2019年の7月のジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんの葬儀は「家族葬」にて執り行われたという報道がありました。
家族葬と聞くと親族だけで行ったというイメージですが、この時はジャニーズ事務所のメンバー150人での葬儀を行ったということです。生前、ジャニー喜多川さんは、事務所のメンバーを息子のように家族同様に接しており、事務所のメンバー=家族であるため「家族葬」と表現したそうです。
また、今年亡くなったお笑い芸人トリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーの一人、上島竜平さんの葬儀も「家族葬」と報道されました。
しかし、タレントの有吉弘行さんのラジオでは、「(上島さんのお葬式は)家族葬でやろうって決めたんだけど、やっぱりみんな『オレも家族だ』って、いっぱい(参列者が)来るんだよね。そりゃ、会いたいよね。」と話しており、親族だけでなく生前にお付き合いのあった方々を含めたお葬式だったようです。
結局、家族葬って何人ぐらい?
先ほどの著名人の方の例から分かる通り、”家族葬”といっても人数が決まっていたり、血縁関係が決まっていたりといったルールがあるわけではありません。コロナ禍により、多くの人数のお葬式をすることは難しくなっていますが、生前に「誰を呼ぶか?」といったことを考えておき、リスト化しておくことが必要です。
賛否両論あった「AI美空ひばり」
少し前にAI(人工知能)によって、生前の姿や声が復元された美空ひばりさんの映像をご覧になった方も多いかと思います。
当時の最新のテクノロジー技術が使われており、日本の大手メーカーが開発したAIに何度も美空ひばりさんの歌を聞かせ、歌わせることを何万回も繰り返し学習させたそうです。そうして声色や歌い方を学んだAIにCGを合わせ、本当に美空ひばりさんが歌っているような映像が完成したのです。
この技術や実際の歌声に驚いた方も多く「実際に生きているよう」「懐かしくて涙が出た」という意見があった反面、「亡くなった方への冒涜ではないか」「声色が似ていても本人ではない」というような違和感を覚えた方も多かったそうです。さらにAIで亡くなった方を再現するということが倫理的に問題ではないかという大きな議論が広がっております。やはり、本人の意思や想いが聞けないという根本的な問題があるようです。
遺影写真の技術の進化、3Dホログラムなど故人の偲び方も大きく変化
葬儀の際の故人を表す遺影写真の技術も進歩しております。昔は「絵」で描かれたものから「白黒」になり、現在では「カラー写真」が一般的です。加工の技術も進歩しており、背景を変えたり、さらにはお洋服を変えることも容易です。
また、受付や祭壇の横で故人を3Dホログラムにして、立体的に見ることができたり、ご自宅の仏壇のリンを鳴らす音に反応して、故人の遺影写真が浮かび上がったりする製品もあるようです。今後はAIで再現した故人が実際に登場してくれる葬儀なども出てくるかもしれません。
まとめ
明日誰かに話したくなるようなお葬式の豆知識についてお話してきました。どちらのトピックにおいても重要なこととは、「生前に家族と話しておくこと」ではないでしょうか?理想の葬儀の形態や理想の偲び方・偲ばれ方について一度家族と話し合っておくことによって、理想の葬儀や供養を叶えることができます。私たち千の風は、葬儀の事前相談を行っています。是非お気軽にご相談ください。
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