大阪市旭区は、市の北東部に位置し、北は淀川、西はおおさか東線（城東貨物線）、南は国道163号線、東は守口市と接する利便性の高い地域です。静かで明るい雰囲気の住宅地として知られ、歴史ある商店街や教育機関が点在しています。特に千林商店街は、大阪市内でも有数の規模を誇り、多くの買い物客で賑わう活気あふれるエリアです。

交通の便も非常に良く、地下鉄谷町線や今里筋線、京阪電鉄が都心と直結しているため、ビジネスや観光の拠点としても機能しています。主要な道路網としては、淀川に架かる菅原城北大橋や豊里大橋があり、市北部と都心部を結ぶ重要な交通インフラを形成しています。

地域の文化と歴史を大切にしつつ、現代的な都市開発も進行中です。旧京街道沿いや江野川筋遊歩道の整備が行われ、地域の魅力を高めています。また、城北公園に隣接する城北菖蒲園は、昭和9年の開園以来、約250種の花しょうぶが美しい景観を作り出し、毎年多くの来園者を迎えています。

文化・教育施設も充実しており、大阪工業大学をはじめとする教育機関や地域図書館、旭スポーツセンターなど、多彩な学びとスポーツの場が提供されています。さらに、芸術創造館では多彩な文化イベントが開催され、地域の創造的な活動の拠点となっています。

高齢化社会に対応するための取り組みも進んでおり、在宅サービスセンターなどの保健福祉施設が整備されています。地域の福祉と安心を支えるための取り組みが進められており、区民一人ひとりが心地よく暮らせる環境が整備されています。

旭区のシンボルとも言えるのが、昭和63年に区の花として制定されたハナショウブです。この美しい花をモチーフにしたマスコットキャラクター「しょうぶちゃん」は、区民の心に親しまれ、地域の魅力発信にも貢献しています。

歴史を振り返ると、森小路や新森地域は古代から人々が生活する場所であり、淀川と大和川の流れによる堆積地として発展してきました。弥生時代の遺跡も見つかっており、古くからの歴史と文化が今なお地域の魅力を深めています。

面積は6.30平方キロメートルで、現在の推計人口は約91,529人です。今後も地域の知恵と力を結集し、快適で心温まるまちづくりを進め、未来に向けて発展を続ける大阪市旭区です。

旭区内には火葬場がないため、大阪市が運営する5つの市立公営斎場を利用する形となります。その中でも最も規模の大きいものが平野区にある瓜破斎場です。

南斎場が火葬炉の老朽化で火葬業務を廃止し、住吉斎場と平野斎場が供用廃止をしたことで1957年4月に重油式火葬炉設備20基を瓜破霊園内に建設したことが瓜破斎場の始まりです。1996年4月に全面改修され都市ガスを燃料とした30基の火葬炉と式場棟が新たに作られました。周辺に住宅が密集している地域ではありますが、木々に囲まれ公園もあり周辺住民への配慮がされています。

火葬炉30基は全国で2番目の規模であり、大阪市だけでなく周辺自治体からも利用されています。

敷地面積：30,274㎡、構造：鉄筋コンクリート(一部鉄骨造)、建築面積：5,604.55㎡、延床面積：4,274.82㎡、式場 1室約100席、市民休憩室、遺族控室、僧侶控室等、火葬炉：大型炉3基・標準炉27基、火葬時間：約120分、駐車場：自家用車97台(81台／16台式場棟横)、バス9台。住所は大阪市平野区瓜破東4-4-146、瓜破斎場管理事務所の電話番号は 06-6709-0860になります。瓜破斎場の開場時間は9時30分～17時、休場日は1月1日のみとなります。

火葬料金は次の通りです。

・10歳以上市民10,000円、市民以外60,000円
・10歳未満市民 6,000円、市民以外36,000円
・死産児市民3,000円、市民以外18,000円

部屋の使用料は次の通りです。

・式場：昼間1回12,000円、 夜間1回24,000円

※遺体預かりは火葬前日のみに限られますが、1夜800円となります。

瓜破斎場までのアクセスは大阪シティバスを利用する場合は瓜破霊園前で降りて東へ約800mもしくは喜連住宅前で降りて南へ約900mです。電車では大阪メトロ谷町線喜連瓜破駅の4号出口を南東へ約1.3kmもしくは出戸駅の3号出口を南西へ約1.3kmとなります。

大阪府大阪市の火葬場｜市立斎場について詳しくはこちら

• ・森小路霊園（もりしょうじれいえん）：大阪府大阪市旭区大宮4-18
• ・生江霊園（いくえれいえん）：大阪府大阪市旭区生江2-10
• ・江野霊園（えのれいえん）：大阪府大阪市旭区中宮3-12
• ・上辻霊園（うえつじれいえん）：大阪府大阪市旭区今市2-22
• ・北清水霊園（きたしみずれいえん）：大阪府大阪市旭区清水2-5
• ・別所墓地（べっしょぼち）：大阪府大阪市旭区新森6-7

※これらの墓地情報は、インターネット上で公開されている情報をまとめたものであり、当社との提携関係や情報の正確性、空き区画の有無を保証するものではありません。

大阪市旭区の葬儀の風習についてご紹介いたします。関西地方特有の文化を受け継ぐこの地域では、通夜振る舞いは親族や親しい友人を中心に行われ、料理は寿司やオードブルといった大皿料理が一般的です。精進料理には「仕上げ」と「逆さごと」という風習が見られます。仕上げは葬儀や初七日法要の後に供される精進料理を指し、逆さごとは食材の切り方に由来します。たとえば、豆腐や高野豆腐などを三角形に切ったり、おにぎりを通常の俵型ではなく三角形に握ることで、非日常と日常の切り離しを表現します。

旭区を含む大阪市の火葬場は1月1日のみ休業のため、友引の葬儀には「いちま人形」を故人とともに棺に納める風習があります。これは、故人が友を引かずにあの世へ旅立つよう願う意味が込められています。

供花には関西地方独特の「樒（しきみ）」がよく使われ、樒塔が供花の代わりに飾られることもあります。樒塔には名義の順番があるため、供花を出す際は遺族への確認が必要です。また、仏教の教えから派生した「放生会（ほうじょうえ）」という生き物を逃がして功徳を積む儀式も見られます。

香典袋の水引に関しては、関西地方では黒白だけでなく黄白の水引が使われることがあります。皇室が黒白の水引を用いていたため、区別するために広まったとされています。ただし、大阪市内では黒白の水引が主流で、黄白はお布施に使われることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

骨壺のサイズも関東と異なり、大阪ではすべての遺骨を納めないため4～5寸程度の小ぶりなものが一般的です。さらに、遺骨の一部を別の小さな骨壺に納めて本山などに供養する風習もあります。

旭区では葬儀の規模は多様化しており、少人数の家族葬も増えています。一方で、従来の形式に従った通夜・葬儀を行い、しっかりと供養を重んじる方も多い地域です。在日韓国・朝鮮の方も多いため、韓国式の葬儀に対応する寺院も存在します。

大阪市内には公営の火葬場として瓜破斎場・鶴見斎場・北斎場・小林斎場・佃斎場の5カ所があります。火葬には2時間から2時間半程度を要し、市内在住者の火葬料金は大人10,000円、市外在住者は60,000円となっています。申請者が大阪市民であれば、故人が他市民でも市内扱いとなります。

大阪市旭区における福祉葬は、生活保護を受給している身寄りのない故人が対象となります。これは他の行政区と同様の基準に基づいて運用されており、経済的な支援が必要な場合に適用される公的制度です。

福祉葬にかかる費用の上限は、大人208,400円、小人166,700円です。この金額には、霊柩車などの運搬料が15,580円以内であることが前提とされています。もし運搬料がこの金額を超えた場合は、最大7,480円までの実費が加算され、総額は大人215,880円、小人174,180円が上限となります。

また、文書料（死亡診断書）の費用が5,350円を超える場合、その超過分は実費として追加支給されます。さらに、ドライアイスや遺体安置料などの必要な費用も別途計上されるため、状況に応じた柔軟な対応が可能です。

福祉葬の手続きは、土日祝日には行えないため、手続きは休日明けに行われます。事前の準備が重要なため、当社では福祉葬に関する豊富な経験を活かし、無料の事前相談サービスを提供しております。ご不明点がある方や手続きに不安を感じる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【自由な家族葬 千の風 旭赤川ホール】
所在地：大阪市旭区赤川2丁目交差点そば

2025年2月8日（土）オープン予定。旭区に初出店となる1日1組貸切の家族葬ホールです。大阪市内では「家族葬 千の風 東淀川ホール」、「家族葬 千の風 生野ホール」に次いで3店舗目。家族葬を中心に一日葬や火葬式(直葬)なども承っております。

当葬儀場は千の風の特徴である「玄関で靴を脱いでおあがりいただくリビング葬スタイル」の葬祭ホールになります。約30名程が着席でご利用いただける葬儀式場と、控室として和室・洋室各1部屋に浴室も完備していますので、ご遺族が付添いしていただくことが可能です。敷地内に10台分の駐車スペースがあります。

原則的には家族葬専用の葬儀場となっていますが、時間差のご弔問や、小規模な参列者数であれば一般葬にも対応可能です。ご安置室が1部屋ありますので、病院などから自宅に戻れない場合、直接ご遺体を搬送し安置することができますのでご安心ください。また、当会館には多くのお客様からご満足いただいたとのお言葉を頂戴しており、「大切な人の見送りを綺麗な花祭壇でしてあげられて良かった」「とても親切で、他社と比べて価格も納得いくもので、要望通り予算内で済ますことができた」などのお言葉をいただいています。

JR城北公園通駅を最寄り駅とするこの家族葬ホールは、交通の利便性に優れています。新大阪駅まで直通でわずか7分というアクセスの良さに加え、阪神高速12号守口線の城北IC出口から車で約6分の距離に位置し、遠方からの参列者にも利用しやすい立地です。火葬場は主に「瓜破斎場」「鶴見斎場」「北斎場」を使用していますが、近隣市の「八尾斎場」を選ぶことも可能です。さらに、千の風東大阪布施ホールに近いため、東大阪の火葬場を利用する場合もあります。なお、瓜破斎場を利用する際は、行き帰りの時間の都合上、葬儀後の食事はホールに戻らず、斎場近くの飲食店を利用していただく形になります。こうした柔軟な対応が可能な点も、この家族葬ホールの魅力の一つです。

当葬儀場では、24時間365日の対応をいたしております。また、無料の事前相談も承っておりますので、家族葬や直葬といったご葬儀の形式に関するご相談や、葬儀プランのご説明・葬儀費用のお見積りなども、経験豊富なスタッフが丁寧にご対応させていただきます。事前相談では、ご予算やどんなセレモニーにしたいかといった内容に加え、参列する予定人数などもお伝えいただけますと、葬祭ディレクターが返礼品や祭壇のグレードといった内容を踏まえた詳細な見積りを作成します。

「葬儀の相談をするなんて」と気兼ねされる方も多くいらっしゃいますが、当社では喪主様やご家族様が不安なく準備を進めていけるよう、まごころ込めてサポートさせていただきますので、いつでもお気軽にご相談ください。

夜間にご逝去されたりご危篤の場合は、当社のお客様センターが速やかにご手配をさせていただきます。特に病院でお亡くなりの場合は、すぐに移動する必要があります。深夜でも早朝でも対応いたしておりますので、ご遠慮なく急ぎご連絡ください。