大阪府寝屋川市は、大阪府の東北部、淀川の上流から見て左岸に位置する市で、中核市に指定されています。北河内地域の中心部として交野市、高槻市、摂津市、守口市、門真市、大東市、四条畷市、枚方市に隣接し、大阪市からは15キロ、京都府から35キロ程度の距離にあります。かつての寝屋川市は農村地帯でしたが、河川流域を中心に戦後から高度経済成長期にかけて人口が急激に増加し、都市化が進んだことでも知られています。2023年10月時点の推計人口は226,083人、世帯数は112,582世帯、面積は24.7k㎡です。

寝屋川市役所の所在地は、大阪府寝屋川市本町1番1号、市の木はサクラ、市の花はバラです。これらの植物は、寝屋川市役所の美化運動推進本部で実施された市民アンケートで選ばれています。

寝屋川市の地形は、中心部を南北に走る大阪外環状線境を境として、東部丘陵地帯と西部平坦地帯に大きく分けられます。東部丘陵地帯は生駒山系の一部をなしており、西部平坦地帯は沖積層からなる海抜2〜3mの平地で形成されています。寝屋川市内を流れる主な河川としては、市の西側を流れる淀川と東部丘陵地帯に源流がある寝屋川が代表的です。中小河川としては打上川、たち川、古川、楠根川、讃良川などがあります。さらに、東部丘陵地帯には、池やため池がいくつも存在しているのも特徴です。

寝屋川市最寄りの萱島駅では、京阪電車のホームに取り込まれているクスノキを見ることができます。このユニークなクスノキは大阪府の「大阪みどりの百選」にも選ばれたことでも有名です。生駒山の付近は、これらの河川の影響から寝屋川市の中でも自然が多く残る地域とされています。広大な敷地のある淀川河川公園は市民からの人気も高く、さまざまなイベントに利用されています。さらに、季節によっては鳥飼仁和寺大橋に重なる夕焼けなどの美しい風景を数多く見られます。

寝屋川市には歴史的建造物や神社が数多く点在しており、国指定文化財に指定されている石宝殿古墳や高宮廃寺跡、国登録文化財に指定されている聖母女学院校舎などが有名です。無形民俗文化財として指定されている文化行事として、三井のお弓行事も知られています。打上川治水緑地では春にサクラのライトアップイベントや8月に寝屋川祭りが開催され、それぞれ季節の一大イベントとなっています。

寝屋川市は観光資源に乏しい地域といわれていましたが、1986年に淀川河川公園、南寝屋川公園、寝屋川墓地公園、アドバンスねやがわ、成田山大阪別院明王院、石の宝殿、春日神社しいの社叢、神田天満宮千年の大楠が寝屋川八景に制定されました。また、2009年に改めて投票が行われ、淀川河川公園、寝屋川公園、太秦高塚古墳、友呂岐緑地、萱島駅のクスノキ、成田山大阪別院明王院、ねや川戎、寝屋のまちなみが新寝屋川八景となっています。寝屋川市役所では新寝屋川八景を巡る文化財巡りコースがおすすめされており、10通りのコースで寝屋川市内全域を楽しめます。ちなみに、大阪府では府内全体を1つのミュージアムとして魅力を発信する「大阪ミュージアム構想」を推進しており、新寝屋川八景も全て登録されています。

新寝屋川八景の中でも、ねや川戎(寝屋川のえべっさん)は毎年1月10日前後の3日間に開催されるお正月の風物詩として親しまれています。ねや川戎には商売繁盛を願う人々が寝屋川市外からも大勢訪れ、「商売繁盛笹もってこい、寝屋川えべっさんここだっせ」の掛け声はおなじみです。寝屋川駅周辺は福笹を持った人であふれ、その年一番の盛り上がりを見せるとされているイベントです。

成田山大阪別院明王院(成田不動尊)は、千葉県成田市の成田山新勝寺を大本山とした関西で唯一の別院です。関西地方では成田山大阪別院明王院は特に明治時代から大正時代にかけて信仰が厚く、成田山といえばこちらの寺院を指すというほどでした。成田山大阪別院明王院は交通安全のための祈祷が全国的に有名であり、各地の運送会社も祈祷に参加しています。新年には新年お車安全祈願大祭が開かれ、自動車の祈祷専用のお堂である祈祷殿で車とドライバーの祈祷を同時に行うことでも知られています。さらに、2月の節分祭には芸能人が豆まきに参加することでも有名です。

寝屋川市の「寝屋」という名称は、かつて東高野街道を通る旅人の宿泊地となっていたことから付けられました。その名残として、寝屋川市には今でも昔から続く小さな商店街が大規模な商業施設と共存する形で残っています。また、寝屋川市は御伽草子「鉢かづき」の主人公である初瀬姫ゆかりの地といわれています。寝屋川市を代表するお土産として、さつまいも餡を使った「鉢かづきちゃん物語」というお菓子も人気です。

寝屋川市の特産品としては、甘藷(かんしょ)や大葉、イチゴ、清酒などが挙げられます。ご当地のB級グルメとしては、寝屋川で採れた大葉を練りこんだバンズや大葉入りにんにく醤油タルタルソースを使ったハンバーガーである「ねやバーガー」が有名です。

寝屋川市の火葬場は寝屋川斎場という名称の公営斎場で、所在地は大阪府寝屋川市池の瀬町5番2号、電話番号は072-831-2131になります。開館時間は午前9時から午後5時までとなっており、休館日は毎年1月1日です。火葬時間は約2時間から2時間30分が一般的であり、待ち時間は待合ロビーで過ごすほかにも、式場内で食事ができます。安置室の設備があるため、故人様の安置をする際も有料で利用することができます。駐車場には8台とそこまで多くないため、自家用車で向かう場合は乗り合わせを行う方が安心です。

火葬料金や寝屋川斎場の利用料金は、次のように設定されています。 大人1体については市内20,000円・寝屋川市外100,000円、子ども1体については市内12,000円・市外60,000円、死産児(妊娠4カ月以上の胎児)1胎については市内6,000円(拾骨なし3,000円)・市外30,000円(拾骨なし15,000円)となっています。 また、人体の一部の場合は市内1,000円・市外5,000円です。動物1体の場合は市内3,000円・市外24,000円とされています。安置室を使用する場合は、1時間の使用料金が市内200円・市外1,000円です。寝屋川斎場の使用料金については、遺体や遺骨1体につき市内10,000円、市外50,000円です。ちなみに、火葬料金で市内料金が適用されるのは、亡くなった人が亡くなった当時に市内に住所を有していた(市の住民基本台帳に記載されていた)場合と、市内に住所を有している人が死亡届を出し、使用する場合と定められています。例えば、申請したご遺族が市内在住の場合は市内料金、市外の場合は市外料金となります。

寝屋川斎場は、京阪寝屋川市駅から約2.5km、JR星田駅から1.6kmの場所にあります。寝屋川斎場までのアクセスは、タクシーの場合、JR片町線(学研都市線)星田駅から乗車した場合は約10分、京阪本線寝屋川市駅から乗車した場合は約15分かかります。自家用車の場合は、府道18号線を進み寝屋交差点から約400m進むと到着します。

ちなみに、寝屋川市ではご遺骨への副葬品の付着やご遺骨の破損、異臭、ダイオキシン類の発生、爆発などのトラブルを防ぐために、ガラスや金属などの不燃物、プラスティック、ビニール製品を棺に入れないように定めています。火葬の際は棺に納められる物・納められない物についてしっかり確認しておきましょう。

大阪府寝屋川市の火葬場｜寝屋川斎場について詳しくはこちら

• ・寝屋川市公園墓地/ねやがわしこうえんぼち/大阪府寝屋川市池の瀬町5-2
• ・金剛寺 納骨堂/こんごうじ のうこつどう/大阪府寝屋川市成田町25-20
• ・下神田墓地/しもかんだぼち/大阪府寝屋川市下神田町
• ・堀溝新家墓地/ほりみぞしんけぼち/大阪府寝屋川堀溝1-5-6
• ・美井霊園/みいれいえん/大阪府寝屋川市三井南町
• ・正縁寺永代供養墓/しょうえんじえいたいくようぼ/大阪府寝屋川市高倉1丁目8-12
• ・静照寺 観音合同廟 3段式納骨堂壇/じょうしょうじ かんのんごうどうびょう さんだんしきのうこつどうだん/大阪府寝屋川市郡元町15-16

※墓地情報はインターネット等で公にされている情報をまとめたものであり、当社との提携関係・正確性・空き区画の有無を保証するものではありません。

葬儀には地域性があります。例えば、先に火葬してから葬儀を行う前火葬の地域と、葬儀を行ってから火葬する地域に分かれています。前火葬をするのは、先に火葬しないとご遺体の腐敗が進んでしまう温暖な気候が理由の場合もありますし、漁師町であったり雪が深かったりですぐに駆けつけられないといった事情がある場合もあります。このように、昔からの風習が現在まで受け継がれていることは少なくありません。

六曜には「友引」というものがあります。友引は「友を引く」ということから、葬儀は友引にあたる日を避けて行う地域が多いのです。しかし、寝屋川市民が多く使用する寝屋川市立寝屋川斎場では友引の日でも火葬を行っています。中には友引について気にされる方もいるため、友引の日に火葬を行う際は事前相談をしておくと安心です。

寝屋川市では、収骨するときは全てのお骨ではなく、足元から頭までの一部分を収骨することが一般的です。一方、関東では全てのお骨を収骨することがほとんどです。この違いは、関東では全てのお骨や遺灰を持ち帰る決まりがあったものの、関西ではその決まりが浸透しなかったことが理由といわれています。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、お葬式のあり方は大きく変化しました。これまでも、知人や仕事関係者、近所の人など多くの人が参列する一般葬と呼ばれる方式から、親族のみで行われる家族葬への移行が進んでいました。家族葬といっても、あまり付き合いのない遠方の親戚が参列する場合も多くありましたが、コロナ禍となってからは近しい親族や縁が深い人のみ参列といったように、限りなく人数を少なくするようになっています。また、お通夜は仕事などの都合で日中の葬儀に参列できない人のために行われるようになったといわれています。家族葬に移行した近年では、こうした配慮をする必要がなくなったことから、お通夜を行わずに告別式のみを行う一日葬という形式を選択する方も増えています。さらに、これまでの風習や形式にとらわれず、大切な人が望んでいるであろうことをお葬式の内容に取り入れるやり方や、宗教者を呼ばない無宗教葬といわれるものも増えてきました。

生活保護受給者の方は、福祉葬にて葬儀を行うことができます。福祉葬とは葬祭扶助とも呼ばれ、経済的に困窮している方に対して、葬儀費用を自治体が支給するものです。葬儀費用は最低限の葬儀ができるだけの費用と定められており、上限金額は地域によって212,000円または185,500円です。福祉葬は直葬と呼ばれる火葬のみの葬儀になることが一般的で、お坊さんによる読経などは基本的には行われません。ご遺体の保全に必要なドライアイスの費用、診断書の5,350円を超える部分は、実費にて追加することができます。

ただ、福祉葬ができるかどうかは寝屋川市役所保護課への確認が必要になります。例えば喪主になる方や参列される親戚の方に支払い能力があると認められた場合は費用が出ない場合があります。福祉葬ではできないと後日に判断された場合は、費用が支給されずに自己負担となります。

国民健康保険加入者が亡くなった場合、葬儀を執り行った人に対して葬祭費500,000円が支給されます。その際、葬儀の領収書が求められるため注意しましょう。領収書名と喪主が違う場合は、証明する書類の提出が必要な場合がありますので事前相談しておくと安心です。

また、寝屋川市では市が定めた葬儀規格と料金に沿って、市が指定した葬儀社(指定業者)で行われる市民葬儀が行われています。市民葬儀は、寝屋川市民の人か亡くなったときに寝屋川市民であった故人様の葬儀を執り行う人が利用できます。葬儀プランについては、市民葬儀を利用すると市によって基本的なプラン料金やオプション料金を事前に決められているため、業者ごとの料金の違いを気にすることなく安心して葬儀を行うことができるといったメリットがあるのです。ちなみに、市民葬儀を行える場所は限定されており、市民葬儀の利用者または故人様の自宅、集会所、公民館、神社・寺院・教会など(利用者各自で予約が必要)、指定業者の施設、寝屋川市公園墓地管理棟内第1会堂か第2会堂から選択する必要があります。

【家族葬 千の風 寝屋川西ホール】
所在地：大阪府寝屋川市対馬江東町5-16

1日1組貸切の葬儀場として2019年1月26日にオープンしました。コロナ禍になり、従来の葬儀会館では他の参列者と同じ建物内にいるため不安になるという方が増えてきました。そのため、近年では葬儀の参列者の人数が減少しているといわれています。そんな中、貸切タイプの葬儀場の方が安心してご家族だけで葬儀を行えるという声も少なくありません。また、当葬儀場はリビングタイプのデザイナーズ建築となっており、故人様と親しい間柄の皆様がお別れだけに専念できる環境を徹底して整えています。

葬儀場設備はバリアフリーとなっているため、高齢の方や歩行が心配な方でも安全に過ごせます。控室にはご家族やご親族が付き添いや仮眠、宿泊ができるように洗面所やバスルームも設けられていることに加えて、歯磨きセットやシャンプー、リンス、ボディソープ・髭剃り、ブラシ、ドリンクサーバー、加湿器・レンタル布団セットが用意されているのも魅力です。さらに、葬儀場のカギをお預けするなど、自宅のように使えることも大きな特徴です。時折、「ただいま」と言って葬儀場の玄関扉を開けられる方もいるほど、安心できる空間となっています。葬儀場選びを検討している方は、まずは当社の葬儀場を見学してみるのもよいでしょう。駐車場は10台駐車可能であるため、ご家族揃っての見学も行えます。葬儀場見学は予約なしでも対応できますが、葬儀場の詳細について知りたい場合は、フリーダイヤル(0120-510-513)に電話をしてお問い合わせください。

当葬儀場では、年に1回人形供養も開催しています。例年、想いのこもった雛人形やぬいぐるみが多数集まり、祭壇がいっぱいになっています。当日は実際にお坊さんにお越しいただき、読経が行われます。捨てたいけど、捨てるには忍びない。そういった人形やぬいぐるみがある方はぜひ人形供養祭にお越しください。

「家族葬 千の風 寝屋川西ホール」は、京阪バス「対馬江(上り・下り)」停留所を下車し、徒歩で約3分(200m)進んだ場所にあります。京阪電車寝屋川市駅から徒歩だと20分(1.6km)ほどかかるため、自家用車やタクシーで向かった方がよいでしょう。自家用車の場合は、摂津方面・鳥飼仁和寺大橋有料道路から3分(1km)ほどで到着します。また、家族葬 千の風 寝屋川西ホールから寝屋川市立寝屋川斎場までは車で約20分(6.1km)ほどです。道沿いには寝屋川市立第九中学校があり、登下校の時間には葬儀場の前をたくさんの子ども達が通っています。

出棺の際は、通常のナビで案内される道とは少し違う道を利用するため、注意が必要です。これは、通常のナビで示されたルートでは桜の名所である打上川治水緑地沿いを通るため、そこが大変込み合うことが大きな理由です。移動距離は少し長くなりますが、火葬場の入場時間に遅れないよう混みにくいルートを選択しています。

「家族葬 千の風 寝屋川西ホール」で利用する火葬場は、寝屋川市立寝屋川斎場だけではありません。火葬場の利用者が多くなる冬の時期は、希望する日の予約が埋まってしまう可能性が高くなるといわれています。そんなときは、当葬儀場から約14分(7.8km)の場所にある摂津市の摂津市斎場を使うことになる場合がございます。利用する火葬場の選択については千の風スタッフに相談できるため、火葬場の予約状況が心配なときは遠慮なくご相談ください。ちなみに、寝屋川斎場で市内料金が適用されれば火葬料金は20,000円ですが、摂津市斎場で市外料金が適用されれば45,000円となります。

当葬儀場前の府道13号線を進むと、車で約7分(2.6km)ほどの場所に家族葬 千の風 守口大日ホールがあります。家族葬 千の風 寝屋川西ホールは1日1組の貸切の葬儀場であるため、葬儀の希望日程がどうしても重なる可能性があります。その場合には、近隣の家族葬 千の風 守口大日ホールを案内されることがあります。

当葬儀場から寝屋川市役所までは、車で約10分(3.3km)ほどかかります。火葬の手続きや、死亡届の提出は千の風スタッフが対応してくれるため安心です。寝屋川市民の方が亡くなった場合は、葬儀後の手続きなどで寝屋川市役所を訪れる必要がありますが、困ったことや分からないことがあれば千の風スタッフがフォローしてくれるため、心配せずに相談しましょう。また、当葬儀場の周囲にはコンビニやファミレス、コインパーキングもあるため、急な買い物や食事が必要になっても安心です。