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「供花」の名札の書き方を知りたい!葬儀に贈る供花の基本マナー

「供花」の名札の書き方を知りたい!葬儀に贈る供花の基本マナー

葬儀の際に供花を贈りたいと思った時、大切になるのが供花に関する基本的なマナーです。

札名の書き方や手配方法に関する基本的なマナーをご存じですか?故人とどのような関係なのか、個人で贈るのか複数名で贈るのかでも札名の書き方が変わってきます。せっかく贈るのですから遺族に失礼のないように手配をしたいものです。

本記事では葬儀に贈る供花の手配の仕方やルールを徹底解説していきます。

 

葬儀における供花の基礎知識

葬儀における供花の基礎知識

供花は「きょうか」もしくは「くげ」と読みますが、葬儀の際のお供えは「きょうか」という読み方をするのが一般的です。

供花は葬儀や法要の際に、故人のために供える花のことを指します。供花には故人への哀悼の気持ちを表現する意味がありますが、生花をお供えすることで故人の魂(霊)や遺族を慰めるという役割もあります。また、その他にも式場内や祭壇を華やかにして故人を見送る意味もあります。

 

なぜ供花を贈るのか?

仏様へのお供えの基本は「五供(ごくう)」といって、「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「水」「飲食(おんじき)」の5つが基本とされています。

「花」は文字通りに花を意味し、厳しい自然の中で美しく咲き誇る様子が厳しい修行をして悟りをひらく仏教の教えと通じるものがあるとされています。

「香」はお線香やお焼香の際の抹香の香り、また花の香りのことも指します。

「灯燭」はろうそく、「水」や「飲食」は白飯やお団子のことで、葬儀社にて葬儀の際に用意してもらえます。

供花がたくさんあると祭壇が華やかになるだけではありません。故人は生前さまざまな人と関わりがあったんだと感じ、いっそう故人が偲ばれることでしょう。

 

供花には3種類ある

供花は基本的には3種類あります。祭壇の周りに飾る供花のほか、枕花や花環(はなわ)も供花と呼ばれます。故人や遺族とどのような関係かによって、何を贈るのが適しているのかが変わってきます。どのような関係の方がどの供花を贈るとよいのか詳しく見ていきましょう。

 

祭壇の周りに飾る供花

供花を贈りたいと考えた場合、故人や遺族とどのような関係であっても通夜式や告別式の際に祭壇の周りに飾る、生花の供花を贈る形で基本的にはよいでしょう。この供花は最後のお別れの際、棺に思い出の品物などと一緒に入れるお花にしたり、葬儀後に遺族が持ち帰って自宅の後飾り祭壇に飾ったりもします。

ただし近年は家族葬や火葬式など、さまざまな葬儀の形式も増えており、遺族が供花を断る場合もあります。供花を贈りたいと考えても、さまざまな理由で贈れない場合もありますので遺族や葬儀社に確認をするようにしましょう。

 

葬儀場の外に飾る花環(花輪)

葬儀場の玄関や駐車場などに飾られる、造花を輪状にデザインしたものを花環(はなわ)といいます。花環には生花の供花と同様の意味があります。ですが、生花の供花より安価に設定されていることがほとんどですので、故人と遠い親戚にあたる方や、ご近所の方、喪主やその他遺族の仕事関係の方も贈ることがあります。

ただし、都心や葬祭ホールの立地によっては斎場の外に飾る大きな花環が出せない場合もあるでしょう。その場合は、式場内に飾る造花を生花の代わりに出せることがありますので葬儀社に確認してみてください。

 

故人が亡くなってすぐ贈る「枕花(まくらばな)」

枕花は籠に入ったアレンジメントにして、故人が自宅などに安置された後になるべく早いタイミングで手配します。受け取った遺族が故人の枕元に置いて飾るのが一般的ですので、枕花と呼ばれています。季節の花や故人のイメージに合った花、生前好きだった花、もしくは白を基調としたお花を贈るようにしましょう。

枕花には故人を偲び、悲しみの真っ只中にある遺族の心情に寄り添うという意味があるため、故人や遺族と特に親しい関係にあった方が贈ることが多いです。
いただいた枕花は葬儀の当日に安置場所から持っていって祭壇の近くに飾ることもあります。

 

「供花」と「供物」どちらを贈ったらよい?

葬儀の際に何か贈りたいと思った場合には供花以外では供物を贈ることができます。どんな供物が贈れるのかは葬儀社によっても違いますが、線香や日用品などを入れて飾ることができる盛篭(篭盛)などの用意があることが多いです。最近ではネットで手配できる、弔電とセットになった線香やプリザーブドフラワーのギフトもあります。

供花と供物のどちらが正解というのはありませんが、遺族と近い関係にある方は何を贈ったらよいか遺族に聞いてみてもよいでしょう。また、近年は家族葬などで遺族が香典を辞退するケースも少なくありません。家族葬でも供花や供物は受け付けていることもあるので、そのようなケースでは供花や供物を香典代わりに贈ることもできます。

ただし、キリスト教などでは葬儀の贈り物は基本的には生花の供花と決まっている場合もありますので、宗教ごとの違いにも注意が必要です。

 

供花を手配するタイミング

葬儀に飾る供花は訃報を受けた後、葬儀の日程が決まっている場合にはなるべく早めに手配するのがよいでしょう。葬儀に使用する祭壇はお通夜当日の午前中、または午後の早い時間、一日葬の場合は告別式の前日までに準備されています。供花は関係によって並べる順番が決まっていますので、祭壇の準備に間に合うように事前に供花を注文しておく必要があります。

葬儀社に直接依頼する場合には前日までの注文でも間に合う場合がありますが、ネットで手配する場合などは前日では間に合わないこともありますので、すぐに注文できない場合はいつが締め切りなのかよく確認するようにしましょう。また、葬儀社は24時間365日電話が繋がることがほとんどですが、供花の手配に関しては日中の営業時間内に連絡するのがマナーです。

 

供花の手配の仕方

供花の手配の仕方

葬儀の喪主や遺族の連絡先を知っているようであれば、供花を贈ってもよいかどうか先に確認をするようにしましょう。供花は遺族を通して注文を依頼する、葬儀社に注文する、生花店に注文する、ネットで手配するという4つの方法があります。

それぞれの注文の仕方について詳しく見ていきましょう。

 

遺族を通して注文を依頼する

依頼者が故人の親戚にあたる場合は、遺族が親戚分の供花の注文を取りまとめていることもあります。供花を贈ってもよいか確認し、手配してもらうことも可能です。

遺族に直接依頼する場合には、支払先が遺族なのか葬儀社なのかどちらにするとよいか確認をしておきましょう。遺族の方の連絡先がわからない場合は、直接葬儀社に電話などをして注文するようにします。

 

葬儀社に注文する

基本的に供花の手配はその葬儀を執り行う葬儀社に注文するのが安心です。一般の方まで遺族に連絡してしまうとただでさえ忙しい遺族の負担が増えてしまうからです。

葬儀社に依頼する場合は、まずは供花を注文したい旨を伝えます。それぞれの葬儀社ごとに供花の種類や金額の選択肢が違いますので教えてもらいます。

その際に札名や連絡先、支払い方法などを伝えます。祭壇の脇に飾る供花は故人と関係が近い順に祭壇の内側から順番に右→左と飾りますので、故人との関係も併せて伝えると親切です。葬儀の当日に参列できず、後日振り込みなどで支払いを行う場合には、請求書を送ってもらうために自分や会社の住所などを伝える必要があります。

 

生花店に注文する

式場内に飾る供花は葬儀社の提携先の生花店に注文することも可能です。ただし葬儀社によっては、提携していない生花店の場合には持ち込み料がかかるケースや、他店の供花を受け入れていない場合もありますので注意が必要です。

また、故人や遺族の意向で使用するお花の種類や色を限定している場合もあります。生花店に注文する場合には葬儀社や遺族に確認してからにするとよいでしょう。

 

WEBサイトで手配する

弔電サービス等を行っているWEBサイトや生花が注文できる専用サイトで供花の注文をすることができます。ただし、最終的には葬儀場近くの生花店などへ発注がされ、その地域や葬儀場、宗派、家族の意向などに合わせた供花になるため、注文時のイメージとは違ったものになるケースがあります。
また、WEBサイトで手配した供花も生花店への注文同様、持ち込み料がかかる場合などもありますし、使用する花材に指定がないかなども含めて葬儀社や遺族に事前に確認するようにしましょう。

 

供花の名札の書き方

供花の名札の書き方

斎場に飾る供花は贈り主が他の参列者にもわかるように、供花の上部か下部に名札をつけます。供花につける名札は芳名名札(ほうめいなふだ)ともいいます。

枕花の場合は、花籠のアレンジメントが一般的で、名前は名刺程度の大きさのカードにして添えることが多いです。ただし、注文者の意向や宗派の考えに沿って名前をつけないこともあります。

また、祭壇が生花でまとめた花祭壇の場合には、いただいた供花のお金を花祭壇の一部として使用し、いただいた方の名前は式場内の芳名版に張り出すという場合もあります。

何名で供花を贈るのかといった点でも名札の書き方が変わってきますので、注意点を詳しく見ていきましょう。

 

個人名で贈る

個人名で贈る

個人名で贈る場合はフルネームで名前を伝えます。親戚で同じ苗字が多い方の場合などは「〇〇市」などと名前の前に地名を入れる場合もあります。また、注文者が故人とのみ付き合いがあった方で氏名だけでは遺族が誰なのかわからないケースなどは、所属団体などを名前の前に入れてわかりやすくすることも可能です。

会社関係で直属の上司が個人名で贈りたい場合には「会社名・部署・役職などの肩書き・氏名」の順番で記載します。

 

夫婦・家族で贈る

夫婦・家族で贈る

故人や遺族に、夫婦や家族でお世話になった方に贈る場合は、一般的には夫(世帯主)の名前だけを記載します。基本的には一対贈りたい場合でも、世帯主の名前で一対にします。
どうしても妻や子どもの名前を入れたい場合には
「山田 太郎
    花子」
などと妻や子供の名前には苗字を付けずに下の名前のみを並べて記載することもあります。記載する順番は夫→妻→子どもの順番で、右から左に書いていきます。
夫と妻の名前で一基ずつ贈るというケースは少ないですが、全体の供花の数のバランスを取るためにそのようにすることもあります。

 

連名・複数名で贈る

連名・複数名で贈る

供花は連名で贈ることもできます。ただし、2名~4名程度が限度となり、人数が増えれば増えるほど文字は小さくなるので見えづらくなってしまいます。
スタンド花は大きめの木札であることが多く、花環の名札もある程度の大きさがありますので、8名程度記載できるとする場合もあるようですが、基本的には4名以上になる場合には下記のような名札にするとよいでしょう。

  • 「孫一同」
  • 「兄弟一同」
  • 「〇〇家親戚一同」
  • 「〇〇様友人一同」
  • 「〇〇様〇〇中学校同級生一同」
  • 「昭和〇〇年度〇〇高校卒業生一同」
  • 「〇〇サークル有志一同」

 

会社名で贈る

会社名で贈る

会社で贈る場合には会社名のみを記載する場合と会社名と代表者名を記載する場合があります。
これはどちらにするか会社によってルールがあることもありますが、特にルールがない場合には代表者名まで入れる形式で問題ありません。会社全体の気持ちとして贈りたいのか、会社の代表として贈りたいのか、という意図で決めてもよいでしょう。

また、会社全体からではなく部署などで贈る場合には「株式会社〇〇 営業部一同」などと記載します。数名であれば「株式会社〇〇 営業部」などの部署名の後に続けて名前を書いてもよいでしょう。
その場合には、役職が上の人から順番に右から左へと名前を書いていきます。役職がない場合には入社順や年齢順にするとよいでしょう。同期など入社順や年齢に差がない場合には五十音順で構いません。

 

名前や会社名がアルファベットの場合

名前や会社名がアルファベットの場合

供花に使われる名札は基本的には縦書きです(枕花を除く)アルファベットやその他の横書きの文字は書けないことが多いので、海外の方の名前や外国語の会社名の場合にはカタカナ表記を確認するようにしましょう。

 

供花の種類や相場

供花の種類や相場

供花の宗教による違い

供花は宗教ごとに違うこともあります。また葬儀場や故人や遺族の意向で使う花や色が統一されていることもあります。生花店やWEBサイトで発注する場合には葬儀社に事前に確認しておくと安心です。

 

仏教

仏式のお葬式の場合は、菊・カーネーション・百合・胡蝶蘭などがメインで使われることが多いです。以前は菊や百合などの和花が多く使われていましたが、現在は洋花も使われることが多くなってきています。

ただし、トゲのあるバラなどは「本人が好きだった」など特別な理由がある場合は使われることもありますが、一般的な仏式の供花では使われないことが多いです。色は、白を基調としつつ、黄色・ピンクなどの色がポイントに使われることもあります。

また、仏式の場合には四十九日法要までの後飾り祭壇を自宅に飾ります。葬儀でいただいた供花を持ち帰って、後飾り祭壇に飾るケースもありますので、長持ちする花が喜ばれることもあります。

 

キリスト教

キリスト教式では百合・カーネーションなどがよく使われ、白やピンクなどの明るい色の花がよく選ばれます。仏式ではよく使用される菊はキリスト教式ではあまり使いません。逆に仏教では「仏様がトゲでけがをしてしまう」という由来からあまり使用されないバラの花も、キリスト教式では使用することがあります。

また、キリスト教ではバスケットなどを使用したアレンジメントを自宅に贈ることが一般的で、贈られたものを葬儀の際に教会や斎場に持っていくことが多いです。造花である花環などは使用しないことがほとんどなので、基本的には生花の供花を贈ることになります。ただし、その地域によってもやり方は違うので、供花を贈りたいと考えた場合には喪家か葬儀社に確認するとよいでしょう。

 

神式

神式の供花は仏式とあまり変わりはありません。菊、カーネーション、百合などがよく使われます。胡蝶蘭はあまり使われないのが特徴です。白木の祭壇に合うように白をメインとして、色花はあまり使用しないことが多いです。色花を嫌う宮司様もいらっしゃいます。色花が入った供花を贈ってもよいかは一度確認してからの方が無難です。

ちなみに仏式の焼香にあたる「玉串奉奠」では榊を使用します。近年では喪主の供花のみ、榊とすることが多いようです。

 

供花の金額相場

供花の値段は地域や葬儀場によっても違いますが、1基あたり5,000円~30,000円の中で数種類の金額から選べることがほとんどです。造花の花環が1基5,000円~10,000円程度で、生花の供花が1基10,000円~30,000円程度です。

供花の相場は7,500円~30,000円程度と言われています。相場から大きく外れてしまうと遺族の負担にもなってしまいますので、気を付けるようにしましょう。もし、どの程度の金額の供花を贈ったらよいのか迷った場合には、葬儀社に相談すれば他の方の供花の金額の情報などを教えてもらえることもあります。

基本的には、過去に今回の喪家からいただいている供花があればそれと同程度の金額の供花を手配する形で問題ないでしょう。それ以外の場合には、故人から見て、自分と同じような関係の方から供花が出ているようであれば、その方の金額を参考に手配するようにします。

 

葬儀の供花の名前は遺族にわかりやすく、マナーを守りましょう

葬儀の供花を贈る場合には、名札の名前を遺族や他の参列者が見てもわかりやすく記載することが大切です。故人との関係であったとしても、注文の対応やお礼をするのは遺族や親族になりますので、失礼のないようにしっかりとマナーを確認するようにしましょう。

また、近年は葬儀のやり方もさまざまな形式が増えていますので、供花を贈ってもよいかどうか確認するというのはもちろんですが、どんな花や色が適当なのか宗派や葬儀の形式に配慮するのも大切なポイントです。

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