結婚指輪以外に葬儀の服装に合わせられるアクセサリーは、真珠のネックレス・イヤリング・ピアスです。ただし和装の場合はつけません。真珠は「人魚の涙」とも呼ばれ、お悔やみの場にふさわしいジュエリーとして定着しています。

男性が葬儀で着用する服装には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3つの格式があります。喪主・遺族は正喪服、参列者は準喪服を着るのが一般的でしたが、最近ではともに準喪服であるブラックフォーマルを着るケースが多くなっています。

葬儀で親族代表が挨拶をするタイミングは、通夜・通夜振る舞い・告別式・精進落としの4回です。挨拶をする時に注意すべきポイントや各ケースでの例文などを紹介しています。家族葬であっても挨拶は必要です。

葬儀の「(お)花代」には2つの意味があります。「供花の代金」と「香典」です。供花の代わりに出す場合、相場は1基あたり5,000円～30,000円程度です。ただし、地域や故人との関係性によっても違います。

葬儀の日程は、亡くなった翌日にお通夜、翌々日に葬儀・告別式を行うのが一般的です。死亡後24時間以内の埋葬・火葬は法律で禁止されています。友引の告別式は避けられる傾向で、友引を休みにしている火葬施設もあります。

香典返しは、葬儀でいただいた香典のお礼として、忌明け後1カ月以内を目安に送ります。忌明けの時期は宗教宗派で異なりますが、仏教の多くの宗派では四十九日です。金額は受け取った香典の3分の1から半分程度が一般的です。

葬儀の服装には格式があり、それぞれの立場やシーンにふさわしい服装が必要です。しかし最近では、お通夜・告別式に関わらず遺族・一般参列者ともに準喪服と呼ばれるブラックスーツを着用することが多くなりました。

葬儀の供花とは、故人や遺族と付き合いがある方が冥福をお祈りするために贈るお花です。枕花・生花・花輪などの種類があります。相場は7,500円～30,000円程度。手配する時は通常、葬儀社に依頼します。

葬儀で喪主が挨拶する時は「5分以内に収める」「忌み言葉・重ね言葉を避ける」「メモを用意してもかまわない」などの点が重要です。宗教者への対応や告別式など、さまざまなシーンでのあいさつの例文を紹介しています。

葬儀の受付は、参列者に最初に対応する遺族側の代表者という大変重要な立場です。芳名帳への記帳の依頼・香典の受け取り・会葬品の手渡し・会場への案内などの役割があります。受付をする人の注意事項についても詳しく説明しています。