葬儀の受付は、参列者に最初に対応する遺族側の代表者という大変重要な立場です。芳名帳への記帳の依頼・香典の受け取り・会葬品の手渡し・会場への案内などの役割があります。受付をする人の注意事項についても詳しく説明しています。

葬儀におけるお悔やみの挨拶には「①簡潔に②安易に励まさない、③死因を尋ねない、④重ね言葉・忌み言葉を避ける、⑤無理に言葉をかける必要はない」の5つの基本マナーがあります。状況別の具体的な例文も紹介しています。

葬儀で渡す香典の表袋や中袋の書き方について紹介します。表書きは、仏教(浄土真宗を除く)と神式では「ご霊前」、キリスト教では「御花料」などと書きます。中袋の書き方や中袋がない場合についても詳しく解説しています。

葬儀の日程を決めるには、まず火葬場と宗教者のスケジュールを抑えなければなりません。友引は「友を連れていく」という意味になるので敬遠される傾向があります。また、葬儀の形式や地域の風習も考慮する必要があります。

臨終から通夜、葬儀までの各段階での段取りについて紹介します。危篤の時点から関係各所や葬儀社への連絡が必要です。葬儀日程の調整、葬儀後の法要や香典返しの準備、各種行政手続きなどもスムーズに進めなければなりません。

葬儀の香典の金額に明確な決まりはなく、故人との関係性や立場・年齢によって変わります。偶数や「死」「苦」を連想させる4や9の数字の金額はマナー違反です。表書きの書き方や渡し方のマナーについても説明しています。

基本的な葬儀の流れは【1日目】危篤・逝去・安置・打ち合わせ【2日目】納棺・通夜【3日目】告別式・火葬・初七日法要【4日目以降】精進落とし・祭壇設置・納骨・四十九日法要が一般的です。宗派や葬儀の形態によっても異なります。

家族葬とは、故人の家族や親族、特に親しい友人など、ごく少人数の参列者で行われる葬儀です。「参列者への対応に配慮しなくて済む」「一般葬より費用を抑えられる」「故人とのお別れをゆっくりできる」などの理由で最近増えています。